※稼働品ですが、動作時間は計測していません
■キズ汚れ程度
風防:中
裏蓋:小
ベゼル:小
ベルト:
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セイコー ファイブ(Seiko 5)6119-7030 は、1960年代後半から1970年代初頭にかけて登場した、セイコーを代表する自動巻きシリーズのひとつです。
このモデルは、「セイコー5」ブランドが世界的に浸透した時期の代表的モデルであり、日本の時計産業が国際水準に到達したことを示す象徴的存在です。
以下に、6119-7030 の歴史・技術・デザイン背景を詳しくまとめます。
? セイコー ファイブ 6119-7030 の歴史
■ 発売時期
製造開始:1968年頃〜1972年頃
製造:第二精工舎(現・セイコーインスツル)
搭載ムーブメント:Cal.6119 自動巻(1970年代初頭の主力機)
? 「セイコー5」シリーズの誕生背景
1963年に登場した初代「セイコー5 スポーツマチック」は、
“手ごろな価格で信頼性が高く、長く使える自動巻き時計”
をコンセプトとして誕生しました。
その「5」とは、以下の5つの特徴を意味します:
自動巻き機構(Automatic)
デイデイト表示(Day-Date)
防水性能(Water Resistant)
耐衝撃構造(Diashock)
耐久ケースと一体型リュウズ設計(Durable Case)
これらを兼ね備えたことで「セイコー5(ファイブ)」の名が与えられました。
6119-7030 はその系譜の中でも、完成度の高い中期モデルに位置します。
⚙️ 技術的特徴
項目 内容
ムーブメント Cal.6119 自動巻き(セイコー製)
石数 21石
振動数 21,600振動/時
機能 デイデイト表示(英語+日本語などの二カ国表示)
秒針規制 なし(Cal.6119はハック非対応)
防水性能 WATER RESISTANT(当時30〜50m程度)
ケース径 約38mm前後
リュウズ位置 4時位置(セイコー5特有のデザイン)
Cal.6119は、セイコーの6000系中級機の中でも特に信頼性が高く、
部品供給も多く、長年にわたりセイコー5シリーズの中核を担いました。
? デザイン特徴
スポーティかつモダンなケースライン
角の取れたトノー型(樽型)ケースデザインが特徴。
4時位置リュウズ
ファイブ特有のデザインで、手首に当たりにくく、耐久性を高める構造。
カラーバリエーション
シルバー、ネイビー、ブラックなど、当時の若者層を意識した多彩な文字盤。
メタルブレス仕様が多い
一部はナイロンまたはレザーストラップモデルも存在。
? Cal.6119 の系譜
Cal.6119は、セイコーの自動巻き技術が成熟期を迎えた頃に登場し、
後継には以下のようなムーブメントが続きます。
世代 キャリバー 主なモデル例
初期 6606 / 6619 Sportsmatic 5(1960年代前半)
中期 6119 6119-7030、6119-6023 など
後期 7009 / 7S26 現代のSeiko 5 Automatic(1990年代以降)
この6119系が基礎となり、1990年代の**7S26(SKXシリーズなど)**へと発展していきます。
つまり、6119-7030は「現代のセイコー5自動巻きの祖先」といえる存在です。
? モデルバリエーション(6119-7030 系)
モデル名 特徴
6119-7030 ベーシックなステンレスケース、黒または銀文字盤。
6119-7040 / 7041 スポーティなベゼル付きデザイン。
6119-7100系 カラーダイヤルやラリースタイルも存在。
6119-7030は特にスタンダードなデザインで、オフィスや日常使いに人気でした。
? 歴史的意義
セイコーの国際的普及の主力機
1960〜70年代にかけて、東南アジア・ヨーロッパ・北米へ大量輸出。
「SEIKO=信頼性の高い自動巻き」というイメージを定着させた。
メンテナンス性の高さ
Cal.6119は分解・修理が容易で、耐久性にも優れていた。
若者層への普及
高級機(グランドセイコーなど)に比べて手頃な価格で、学生や新社会人に人気。
? まとめ
項目 内容
モデル名 セイコー ファイブ 6119-7030
発売年 約1968〜1972年
ムーブメント Cal.6119 自動巻き(21石)
特徴 デイデイト、4時リュウズ、防水、自動巻き
意義 セイコー5ブランドの完成期モデル
歴史的位置づけ 現代自動巻ファイブの源流となる中核モデル
カテゴリー:
ファッション##メンズ##時計##腕時計(アナログ)##手巻き時計